レトロな喫茶店でポイップクリームたっぷりのウインナーコーヒーを飲みました。/名古屋カフェ探訪vol.14『珈琲タナカ御成店』
名古屋と言えば、喫茶店。
喫茶店を居間代わりに使い、家族と語り合ったり、
客人が来た際にはおもてなしの場所として使う。
この文化は、個人的にはすごく好きです。
人と人との繋がりが希薄化してきていると言われる現代で、
こういった文化は貴重だと思うし、いつまでも残ってほしいと思います。
僕自身も今後の人生、コーヒーを通して何らかの形で人と繋がっていけたらと思っています。
僕がコーヒーを好きになったきっかけになったのも、「喫茶店」でした。
学生時代には東京・神保町の老舗喫茶店を訪れ、その昭和の雰囲気漂う店内で読書をしたりしながら過ごしました。
そうやって過ごす時間は、とても心休まるひとときでした。
愛知県内を車で走っていると、時代の流れなのか、コメダ珈琲店やそれによく似たスタイルのチェーン店をよく見つけます。
また、サードウェーブ系コーヒーを提供する現代的カフェも続々と登場してきています。
そんな中、昔ながらの個人経営のお店には、特別な価値を感じます。
今回訪れた「珈琲タナカ御成店」も、そんな特別な喫茶店でした。
レトロな店内。古い映画の中でしか見たことのない、公衆電話も!
1963年創業ということで、外装もかなり時代を感じましたが、
中に入ってみると、更に「レトロ感」を感じられました。
店内に洋風の街頭が…!
店内では新聞を広げてタバコをふかしているおじさんが2,3人。
こういう雰囲気の喫茶店は本当に久しぶりでした。
地元に根付いている印象も受け、
まさに「名古屋の喫茶店」といった印象を受けました。
喫茶店の中に公衆電話って、昔の映画でしか見たことありませんでした…
ホイップクリーム盛り盛り!噂のウインナーコーヒー。
ここに行く前、ネットの口コミサイトで下調べしていると、
「胸焼けがすごいです。」
「胃が大変になるので、次の日仕事がある人はやめておいた方がいいです。」
などの親切な忠告が数多く見受けられました。
そんな忠告をよそに、午後大事な仕事が控えているというのにも関わらず、結局出向いてしまいました…
カフェ好きの性分なのでしょうか。仕方がありません。
これが噂のウインナーコーヒー。
ネットで写真を見ていたものの、実際出てくると、目を見張るものがあります。
普通、ウインナーコーヒーってこんな感じですよね。
(コメダ珈琲店 HPより)
比べると、どれだけ異常かがよくわかりますね。。。(笑)
さて、おわかりの通り、ホイップクリームが多すぎて、
コーヒーが飲めません。
無論、ホイップクリームを食べます。
少しスタバのフラペチーノにも似ていますが、
ストローなどありません。そもそも、ホットコーヒーです。
無論、ホイップクリームを食べます。
でもこのホイップクリーム、結構濃厚で、とても美味しいです。
僕は元々甘いものが大好きなので、食べ始めの頃はすごく幸せな気分でした。
でも…
食べても食べてもコーヒーに辿り着けません…
この感覚、何かに似てるなぁと思ったら、
もやしを食べても食べても麺に辿り着けない、
二郎系ラーメンを食べてる時の感覚でした。。
ホイップクリームをひたすら食べ、
半分くらいきたところで、
ネット上の忠告を思い出し、少しもったいないと思いながらも、
途中でお皿をもらい、ホイップクリームだけ移しました。
そうして、ようやくコーヒーを飲めました。。。
一緒に注文したミックスサンド。
喫茶店で食べるサンドイッチは美味しいです。
パンを焼いたホットサンドもいいけど、
こういう生食パンを使ったサンドイッチもいいですね。
タマゴのサンドと、トマトとハムのサンド。
食材もシンプルでいいです。
『珈琲タナカ御成店』へのアクセス
上飯田線・名鉄小牧線「上飯田駅」から徒歩5分ほど。
駐車場はないですが、
近くにコインパーキングがあり、僕はそこに車を駐めて行きました。
せっかく名古屋にいるのだから、
こういった老舗の喫茶店にも、たまには出向いていきたいですね。
名古屋の喫茶店文化にも、もっと触れていきたいなと思います。
あ、最後に…
お会計の際に、店主さん(?)に
「ホイップクリームどうでした?」と聞かれ、
「全部食べられませんでした、すみません…」と答えたら、
「多すぎますもん(笑)」と言われました。
やっぱりネットで他の方々の忠告通り、
胸焼けは覚悟していった方がいいです…(笑)
それでは。
ぼくです。コーヒーが大好き! このブログの筆者です。20代後半、名古屋在住の会社員です。妻と2人暮らしをしています。好きな色は「青」、好きな作家は「村上春樹」です。
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