第一回ドリップコーヒーセミナー
昨日、名古屋のとあるお店でドリップコーヒーセミナーを受けてきました。前回ラテアートセミナーにも参加したことのあるお店で、2コース目の受講となります。全3回のコースになり、今回は「V60」を使って分量と時間を計ってのドリップ、湯温や粉の量、挽き目の細かさの違い等による味の変化、について学びました。
この講座を受けて、「自分がいかに適当にドリップしていたか」を思い知らされました。普段湯量、粉量は計っていても、★注ぐスピードや湯量、一定に注ぐこと、浮いている豆(黒い点々)を全て沈めるように湯を注ぐこと、★止めずに注ぎ続けるのか止めてから再度注ぐのかという注ぎ方など、「湯を注ぐ」ということに関して、特に勉強になりました。
①まず、この講座で教えていただいたのが以下の分量・時間。
「粉10g、湯量165g、湯温94〜96℃」
「抽出2分(蒸らし30秒30g、注ぎ時間:止めずに1分)・中細挽き」
第一印象としては、粉の量の少なさと湯温の高さ!
粉も普段自分で淹れている時よりも細かったので、このレシピだけ見ると、
粉の量が少ないにしても濃いのができそうな感じ。
しかし実際最初にお手本で淹れてもらった一杯は薄すぎず濃すぎず、味をしっかりと感じられ、バランスが良かった。
②レシピに従って、実際に自分で淹れてみる。
自分でやってみて感じたのは、いつもより注ぐ湯量が少なくゆっくりで注ぎにくかったのと、際までしっかりドリップしてなかったということ、そして何より「途中で止めずに一定の湯量で注ぎ切る」というドリップの仕方を初めて知ったこと。
いつものクセで注ぎ量多め、「途中で止める」ドリップをしていた結果、
注ぎ過ぎて200gくらいいってしまった。
味としては酸味が少し際立ち、味がしっかり出ていなかった。
湯が全ての粉に行き渡っていなかったこと、落ちるスピードが早かったことで、
あっさりとした中身のない味になってしまったんだと思う。
③湯の温度による違いを試す。
94℃→87℃。
いつも淹れている温度で淹れてみる。
味が気持ち円やかになったかな、とは思ったけど、自分としては嫌いではなかった。
お湯の温度の違いは家でも今後試していきたい。
④粉の粗さを変える。
細挽きにしてのドリップ。
案の定、苦味が際立つ。少しくどい味になった。
⑤粉量の違い
10g→12gに増やす。
味はしっかりとした味になる。ただ、④の粉の粗さの違いによる味の変化とはまた別の変化。こっちは苦味が際立ったわけではなく、全体的に濃く出ている印象だった。
という具合に、とても興味深いセミナーでした。
ドリップを一度体系的に学びたいなと思っていたので、ぴったりな講座でした。
③と④なんかでは、違う豆のコーヒーを飲んでいるかのような違いを感じました。
また、雑談の中ですごく面白いことを学びました。
「最初に抽出した部分は、最初に感じる。
後の方に抽出した部分は、後味として感じる」
ということ。だからこそ一定に注ぐことが大事なんだなって思いました。
ぼくです。コーヒーが大好き! このブログの筆者です。20代後半、名古屋在住の会社員です。妻と2人暮らしをしています。好きな色は「青」、好きな作家は「村上春樹」です。
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