名古屋カフェ探訪vol.4『長靴と猫』
最近、「物語」に触れる機会が多い。
きっかけはなんだったかな、と思い返してみると、恐らく、好きな女の子に勧められた「有川浩」を読み始めたことだと思う。社会人になってからなかなかできていなかった読書を再開することができた。一時何もせずにいる期間があったけど、最近はまたコンスタントに本を読んでいる。
長編アニメも先々週くらいから見始めて、勧められてテレビでやっていた「時をかける少女」を観てから、「サマーウォーズ」、「言の葉の庭」、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」、「秒速5センチメートル」、「君の名は」、「バケモノの子」と来て、今日は「星を追う子ども」を立て続けに見た。もっぱら、彼女が好きな新海誠と細田守だ。
彼女の影響は無視できないけど、元々自分の中にある「物語」欲求が蘇り、物語を楽しめていると思う。村上春樹を読み返せる時期にもそろそろ来ているかもしれない。
特に良かったのは、小説だと有川浩「キャロリング」、新海誠「秒速5センチメートル」。こういった良かった作品に関しては、深掘りすると非常に有意義だと思う。このブログで作品毎に記事を書いてみてもいいかもしれない。
せっかく同じ作家、監督の作品を読み、見ているのだから、意図であったり、伝えたいことを理解していきたいとも思う。
明らかに今の自分は、小説やアニメの物語の中に、「メタファー」を求めている。
意味の見出しにくい簡素で無機質でエンドレスな日常を、突然現れた女の子との半ば夢かのような浮ついた恋愛を。今の自分を、物語が支えてくれているような気がする。
さて、今回訪れたのは、栄の街中の大通り沿いにあるとあるビルの地下1F、『長靴と猫』というカフェ。入り口で出迎えてくれている猫ちゃんが可愛い。
店内は想像以上の異空間が広がっていた。
現実世界を忘れられるような、メルヘンな空間。
こういう場所があってくれることは、ありがたいことです。
いかに日常から離れられるかっていうことも、休息のために、また自分を取り戻すために重要だから。
折に触れてこういう場所、春樹的にいうといわば「井戸」的な場所に身を置いて、内なる自分と対話するのは、大事なことだと思います。
注文したブレンドコーヒーはというと、こちらも、最近好んで飲んでいるGolpie Coffeeのこくまろブレンドに似ていて、美味しくいただけました。レアチーズケーキも美味しかった。
また、現実から距離を置きたい時には、または自分を取り戻したい時には、ここを訪れたいと思います。
それでは。
p.s.
今日は1日家の中にいたんだけど、有意義に、そして心地よく過ごせました。
これは自分にとって一つの達成です!(笑)
(ソファに横になっての読書がとても心地よいです。。。)
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vol.4『長靴と猫』@栄
◇飲んだ珈琲:ブレンドコーヒー
◇していたこと:家計と貯金構想
◇読んでいた本:『村上春樹語辞典』
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ぼくです。コーヒーが大好き! このブログの筆者です。20代後半、名古屋在住の会社員です。妻と2人暮らしをしています。好きな色は「青」、好きな作家は「村上春樹」です。
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