「自由」の扱い方について考えてみた。|そろそろ自粛、疲れてきたね…

「そろそろ自粛、退屈してきた…」
比較的ひとりの時間が好きな僕でさえ、それを感じはじめた。
自粛期間。自由なようで、不自由。
というか、過ごし方がとても難しい。
そんなことを思ってきたので、今回は、一度時間をしっかり取って、自粛で気分が塞がってしまった原因と、その打開策について、ぼんやりと考えてみました。結構個人的なことなので、人のためにはならないかもしれない。でも、自分の考えを整理するためにも、書いてみます。
自分で決めたルーティーンをこなす時間 ⇅ いつもと違う、小さな新しいことをする時間 |
僕なりのひとつの答えは、このサイクルを回すことでした。
自粛の日々の中で…
自粛をし始めてもうすぐ1ヶ月が経とうとしている、そんな中、
先週くらいから、 こんな状況になりました。
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やれやれ、僕もコロナ疲れのようなものを感じてきてしまった…
正直な話、自粛が決まった当初は、 会社に出社せず、ほとんど自宅にいるという生活は、 こんなに素晴らしいことはない…ということを思っていました。 (この間にも頑張って働いている人がいるのにすみません…)
もともと一人でいる時間が好きな方で、ある程度「ひとり時間」の充実した過ごし方を知っているつもりだった僕でも、 自宅にいること自体にうんざりしてしまうような状態が来ることになろうとは。
よくわかんないけど気分が塞がる
普通に考えたら、一日中、時間を自由に使えるというのは、 これ以上ない幸せに思える。
好きな時間にコーヒーが淹れられる、ブログが書ける、ゲームができる… !
実際に、最初はそれを実感していた。 でも、それを続けていると、 いつの間にか、明らかに「なんかよくわかんないけど」気分が塞ぎ込んでいる自分がいることに気づく。
ただ、なんとなく気分が良くないと思っていても、やっぱり理由はあるんだろう。
それをぼんやりと考えてみた。
「選択する回数」の急増

いつもなら僕たちは、良くも悪くも1日の大半の時間を仕事に費やしてる。
その多くの時間においては、人によって程度の差こそあれ、「やるべきこと」があり、それを有無を言わさずやらなきゃいけない。
ただ、ある意味で仕事をしている間は、他の選択肢は考えなくてもいい。
一方で、今の状況。
人によって程度の差はあるにしても、「自由」な時間が相対的に増えているという前提で考えると、 一日の中で、「自分で選択する回数」が急増している。
僕の場合、週5日、朝起きてから寝るまでの選択をしなきゃいけない。 これが想像以上に難しい…
いつもなら、自分の自由に使えるのは週2日。仕事をしなくて良い開放感というモチベーションとともに、自由な選択をすることに喜びを感じながら、一日を過ごすことができた。
だけど、こういう日ばかりになってしまうと、選択することに疲れてしまったり、選択にもモチベーションが必要なんだな〜…ということを感じてきた。
行動のルーティーン化、それでも…
それじゃあ、行動をルーティーン化すればいいじゃん!ということなんだけど、次に感じたのはモチベーションが必要性でした。
自粛がはじまってしばらくは、ひたすら自分の決めたことをこなすようにしていました。
ただ、それが1週間2週間と続くと、
それがかなりマンネリ化してきたことに気づきました。
ひたすらルーティーンを続ける ↓ マンネリ化する ↓ モチベーションが下がる ↓ 自分の決めた事さえできなくなってくる |
こんな負の流れが生まれてしまった。
こうなってしまうと、自己嫌悪が始まったり、イライラしたり、必要以上にしつこく恋人にLINEしてしまったり…
もう、最悪です(笑)
ちょっとずつ新しいことをする

そんな状況を改善するきっかけとなったのが、
一日の中で、いつもと違うことをする時間を作るということでした。
どうしても、一日中自由に使える!となったら、 徹底的に有意義に使おう!と思ったり、徹底的に好きなことをしよう!なってしまうと思うんだけど、やっぱり、そればっかりだとマンネリ化してきちゃう。
そうなった時に、あまり意味のないことに思えることでも、 少し重い腰を上げて、 「ちょっと新しいことをしてみる」 ということがとても効果的だなぁって実感しました。
僕はこの前、レンタカーを借りて、車を運転しました。 山間部が大半を占めるドライブコースで、 自然の景色を見ながら運転すると、本当に気持ちがよかった。 塞がっていた心が、一気に開放されるような気分でした。
(※外出自粛でも、こんな感じならいいのでは!)
それと、最近しばらく本を読んでいなかったんだけど、 普段あまり読まないようなジャンルの本を買いました。 それが案外、すごく面白かった。!そんな本との出会いって、素晴らしいものです。
それを、これまた最近入っていなかったお風呂に浸かって、 ゆっくり読むような時間を作りました。
(これ、結構効果的でした!LINEの返事が気になってすぐに触ってしまうスマホから開放する時間にもなった。普段お風呂に浸からない人はすごくおすすめ。)
メリハリをつけ、サイクルを回すこと
そんな、日々の小さな新しいことを積み重ねることで、
自分の決めたルーティーンをこなす時間 ⇅ いつもと違う、小さな新しいことをする時間 |
のサイクルをうまく回せるようになり、 自粛中でもメリハリをつけられるようになった気がします。
仕事を週5回していた時の方が幸せ!とまでは思わないけど、(笑)
それでもやっぱり、一定のサイクルというか、適切なメリハリというか、
自粛前の日常の中ではそれが普通で気付かなかったけれど、 そういうものが、とても大事なんだって感じることになりました。
まとめ
日々、ちょっとした新しいことをすることで、 「自分の決めたルーティーン⇄いつもと違うことをする時間」 というサイクルを回す。 |
これが、自分の中での、「コロナ疲れ」の対策のひとつの解となりました。
いやー、しかし、ずっとひとりって、案外辛いものですね。
特に僕と同じ一人暮らしの人は、わかってもらえるんじゃないかなぁと思う。
今なら、仕事のある生活にもありがたさを感じられます。(少しだけ…笑)
もう一ヶ月くらい、こんな日々が続きそうだけれど、なんとか工夫して、有意義に過ごしたいところです。
みなさんもがんばりましょう。
今回の記事はかなり個人的な感想になったけれど、もし少しでも誰かのヒントになったなら、とても嬉しいです。
それではまた。
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ぼくです。コーヒーが大好き! このブログの筆者です。20代後半、名古屋在住の会社員です。妻と2人暮らしをしています。好きな色は「青」、好きな作家は「村上春樹」です。
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